【レビュー】Glafit社製 都合のいい電動バイク「GFR-02」について

GFR-02

お疲れ様です。つちのこです。

今回は私が愛してやまない
都合のいい電動バイクことGlafit社のGFR-02
乗り始めておよそ半年くらいのレビューというか
マジでただのファンによる紹介記事です。

タイトルでお察しの方もいらっしゃるかもしれませんが
いわゆる電動の原チャリです。

ただ、普通の原チャではなく

電動バイクモード🛵

人力自転車モード🚲

を任意のタイミングで切り替えて運用できる
機構を備える事が許された日本唯一の車両です。
※2024年5月29日現在

ネット上でGFR-02に関連する
ユーザー記事が数多くあるわけでは
ないのでいっちょ自分も備忘録がてら
残しておこうと思った所存。

正直に言って
いいところも悪いところも
めちゃめちゃたくさんあります

しかしGFR-02が物凄い発明品なのは
間違いないのでいつもより力を込めて
紹介したいと思います。

私自身が半年くらい乗って
走行距離にして大体460kmくらい乗り回して
実際に感じた事をベースにお話ししていきます。

製品情報云々に関しては
必要な部分以外は本記事で取り扱いませんので
ご了承の程を。

それではいってみましょう

Glafit社の都合のいい二刀流バイク「GFR-02」とはなんぞや?

とりあえず、まず公式サイトをご覧ください。

GFR-02 | glafit公式|公道走行可能な電動バイク・電動キックボードメーカー
glafitは『日本を代表する次世代乗り物メーカーになる!』ことを目指しています。

はい、みましたね?

冒頭でも言った通り
都合よく電動原チャとチャリを切り替えることで
法律区分も各々のモードに応じてパキッと分けられる
車両です。特許取得されてるらしいっすよ。ぱねぇ。

原チャモードの時は
公道のすみっちょを走行し
チャリモードの時は
なんかほっそい道とかを
ペダル漕いで走行してます。

これぞまさしく二刀流です。
なんでしょうねぇこの今まで
ありそうでなかったアイテム感

ドラえもんの秘密道具までとは言わずとも
コナンの阿笠博士の発明品っぽい感じがします

私の車両はモビチェン搭載型なので
このようにナンバープレートを覆ってる状態は
人力自転車モードになります。

これが「モビリティ・カテゴリー・チェンジャー」略して「モビチェン」ナンバープレートを覆ったり露出したりして
バイク、チャリのモードを法律区分ごと切り替えることが許されたヤバい発明品。控えめに言って神。

まずこれを起動する条件は、本体の電源をOFFにすること
なので、手元でちゃちゃっと切り替えられる
ということは不可能です。一回電源落として
後ろに回って側面のボタンを長押ししてロックを解除しないと
ナンバープレートシャッターを上げ下げできません。
よく考えられているなと感心します。

車目線で考えてみた時に、ついさっきまで
公道を走行していたバイクが突然歩道側に入ると
ぎょっとするどころじゃないので
モビチェンを起動する手順上、車両の停止が絶対条件
というのは相当な安全策だと言えます。

だいぶ誤算だったのは
自転車モードがガチの人力だったことですかね
そこは電動アシストくらい使わせて欲しいモンだぜ、と。

モビチェンで自転車モードに変更すると
ブレーキランプやウインカー、ライトを含む
電源系統の全てが使えなくなります。
手元の電源スイッチもうんともすんとも
言わなくなります。

まあ一応、自転車モードの時も
電源系統を使えるようにする術はあるのですが
それを使うとライトが点灯する代わりに
ブレーキランプもぴっかぴかに点灯するようになり
夜間チャリ走行時はだいぶ派手な奴になってしまうので
この方法は使っていません。
周囲になんかバイクが歩道側走行してるとか
そういう誤解をされそうなのでね。

夜間自転車走行の際はライトだけを点灯する術はありません。
とはいえある方法でライトだけ使おうとすると電源系統が一括で
ONになります。流石にこれは使用を躊躇います。

とはいえそのままチャリにRIDE ONすると
無灯火運転になってしまうのでハンドル部分に
チャリ用充電式ライトを取り付けて走行しています

このように、モビチェンが絡む電源系統の使い勝手が
まあまあに不便なのは計算外でした。

逆に言えばここら辺は製品として
改善の余地があるということなので
モビチェンver2みたいな感じでアップデート製品を
期待したいところです。
私が素人ながら勝手に考えた限り
モビチェンと電源系統の関係的にちょっといじくれば
そこまで大幅な改修はいらない予感がしています

あ、もちろん実現したら
GFR-02にも搭載できる形でお願いします
マジでやって欲しいです
これ出来たら激アツですよ。
出してくれたらマジで買います。
Glafitさん!よろしくお願いします!!金を払わせろ・・・!

だってこれが実現したら
モビチェン起動してバイクと電動アシスト自転車を
切り替えられ、バッテリーが切れたら人力自転車になる
事実上3刀流車両になれます。

本気で期待してます!
Glafitさん!よろしくお願いします!!
多分全国GFR-02ユーザーが願ってる事だと思います。

GFR-02に乗ってるとよく話しかけられます

総重量は約20kgくらい。私はオプションのリアキャリアを装着していて若干重くなっているが20kgクラスの車両が電動で公道走行可能な事にロマンが溢れて仕方がない。

まあこの総重量20kgくらいの
謎めいた電動バイクに乗ってりゃ
ちっちゃいお子様からお姉様からおじ様まで
停車中「すいません、なんですかこれ??」と
話しかけられる事がよくあります。

その度にバイクにもなるし自転車にもなる
夢のようなのりものだよ!と説明してますが
正直悪い気は全くしません
それどころか、こういう未来の乗り物が現存している
ということに皆さん興味津々の様子です。

リアルやこの記事や諸々を通じてGFR-02を
知ってもらえる機会があるということは
いちGFR乗りとしてこれ以上名誉なことはありません。
どんどん知られろ、と思います。

ラジコンを自慢するスネ夫ってこんな気分なのかな?

GFR-02の弱点

今回はGFR-02に関して軽く紹介して
いくつかがっつり語りたいことは別記事に
しようかなあなんて思ってましたが
多分ここに触れておいた方が良さそうだと
思ったので、1つだけ弱点に関して
触れたいと思います。

※弱点が1個しかないというわけではありません
 結構しっかりたくさんあります^^

GFR-02は、電動バイク走行において
ざっくりとMIDモード、HIGHモードの
2種類ありまして。
ECOモード?そんなものはなかった。いいね?

何が違うかというと
MIDモードは最高時速25km/hまで
HIGHモードは最高時速30km/hまで
の制限がかかります。

満充電状態から、MIDモード換算で
理論上34km走行可能です。

私は基本的にHIGHモードで走行するので
実際はもうちょい短いと思います。
MIDモードを使うのは裏道とか住宅街や小学校付近
で安全をより考慮する必要がある道でのみ使用します

あとはまあ、ちょっとまったり桜並木でも見る時とか
そういう時に使いますね。

で、当然普通の燃料で走るタイプの原チャとは
比べ物にならないくらい走行距離が短いです。
遠出する用のものではない、と割り切る必要があります

しかし本項目で挙げる弱点とは
「航続距離が短いこと」ではなく

途中で電力の補充が容易にできないことです

某充電バイクの旅番組をご覧になったことがある方は
お分かりだと思いますが充電が切れそうになった時の
あの無力感がリアルガチでほぼそのままあります。

で、仮に出先で電池切れを起こしたとして
コンセントから満充電まで給電しようとすると
フル充電まで2〜3時間かかります。
充電用の専用アダプタもばかでけえので
持ち歩くことはほぼほぼ無いでしょう。

ばかでけえ充電アダプター。サイズの比較としてどのご家庭にも必ず1本は常備しているロンギヌスの槍を置いてあります。


出先の途中で電力の補充が容易に出来ないというのは
何もGFR-02に限った話ではなく
電動モビリティ製品全体が抱えている課題だと思います

なので、後続製品でとりあえずバッテリー容量を増やして
航続距離を伸ばすとか、バッテリーの互換性を持たせたりだとか
そういうアップグレードがされたりするわけですね。
GFR-02もぜひそういったバッテリーのパワーアップ版製品
のリリースとかやってもらいたいですね。

マジで将来的にはバッテリー充電用のケーブルを小型軽量化したり
充電効率が上がって充電速度が上がったり
実用的かどうかはさておきロマンを求めてソーラーパネル
用の充電コネクタを発売してもらえたりなんかすると
めーっちゃ嬉しいっすね。

このマシンは外に出てナンボですから。

GFR-02はどんな人におすすめなのか

紹介だけだっつったのにまだ語るかお前?と
自分に突っ込んでおいたのでこれで許してください

まあここまで読んでくれた人なら薄々わかると思いますが
遠出するというよりかは、自宅周辺で日常的に使う
車両だという要素が強いです。
統計調査によると、一度に外出した際の走行距離は
だいたい10km未満が大半を占めたとかなんとかいう
結果もあるらしいです。

GFR-02は航続距離がMAX34kmくらいだとした場合

薄目で見たら満充電で2〜3日分くらい賄える
ということになります。(理論上)

んで、日常使いといえば結構大事になってくるのは
「停めるところ問題」です。

GFR-02はモビチェンで自転車モードにすると
駐輪場に停めてもいい事になります。

・・・まあこれにも罠が仕込まれてますが
それは早いうちにがっつり書きます。
今知っておいて欲しいのは、

チャリモードでは「平置き駐輪できるところ」に停め
バイクモードでは「バイク用の駐輪所」を利用できる

この停めるところ問題も二刀流車両であれば
解決策が増えることになります。

なので軽車両を探していて
50ccの原付走行も考えていて
そんなに遠くいく予定もなくて
軽量で夜間に住宅街を走行しても
うるさくない〜とかそういうメリットを
お求めの方にはぴったりな車両だと思います。

一部ヨドバシカメラの店舗で試乗できたりするので
何かの用事で立ち寄る事があればぜひ探してみてください

おわりに

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
今回はすごくとっ散らかったものを書いた自覚はあります

ほんとは1記事ですべて洗いざらい書く予定でしたが
それだとあまりにも長くなりすぎたので
一旦GFR-02を紹介する記事を書いとこうと思い立った次第です。

いいところ、わるいところ
それらをどう書いていこうかは
割と悩んだんですが

いいところ1本、わるいところ1本だと
悪い所の印象が更新的に目につきやすいので

「いいところ/わるいところ」を
何本かに分けた長期レビューという形で記事を
書いていく事にしました。

とにかくGFR-02が好きで
相当気に入ってる車両なので
こういう乗り物があるんだぜ!
というのを広く広く知って貰いたいのと
実際乗ってて思った事だったり
買う前は想像もできなかった事も沢山あります

どのカスタムパーツを使ってるよとか
そういうのもどんどん紹介していきたいです

まだまだ未知数の乗り物なので
私自身も楽しんで探究している最中です

それが誰かの参考になればいいなと
思っております。

1人でも楽しみにしてくれる人がいれば幸いです

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