お疲れ様です。つちのこです。
今回はRelaconの話です。
ELECOM社から販売された
リモコンっぽい形が特徴の製品で
2020年頃に発売終了した
知る人ぞ知る幻のトラックボールマウスです
ところが根強い人気があったのか
2024年5月頃に再生産するという
あまり前例のない事態になり界隈は大騒ぎ
トラックボールに魂を握られている
私としては気になっていた製品でもあります
というわけで今回は
復活した幻のトラックボールマウス
Relaconのレビューです。
それではいってみましょう。
とりあえず実物見てみますか
というわけで現代に復活した
幻のアイテムを早速見てみましょう。
ぱっと見分かりにくいですが
Wiiリモコンのヌンチャクみたいな
握りやすそうなグリップがついており
さらに未利用時のためのスタンドも付いています
どうみてもマウスには見えませんが
一応徹底してマウスと呼ぶ事にします。
製品の詳細
詳細とかいいつつ
ぶっちゃけこれだけ知ってればいいです。
ってのを列挙してみます。
ごろ寝対応のPCもしくはタブレットの操作できるアイテム
トラックボールマウス類なので
言うまでもなく赤い球をコリコリして
操作します。
寝っ転がってでもいいし
椅子にでれぇと座ったまま
ブラウジングも全然余裕でできます
Bluetooth接続モデルかUSBレシーバータイプの2種類ある
2種類っていうか接続方法が違うだけなので
事実上1.5種類みたいなところですね。
私はちなみにBluetooth接続タイプにしました
内蔵バッテリーは無し。単四電池で稼働
私はある意味、バッテリーよりも
乾電池で稼働するタイプが好きです
バッテリーは使い続けると必ず弱ります
しかし乾電池は一定の時間動き続けます
好みの問題ですが、マウス等の
それなりの期間使用するものに関しては
乾電池の方が助かるなあということが多い印象です
つまり、Relaconは少なくとも他の部品損傷がない限り
割と長い期間使えるんないかと思っています。
つまりこれ何するアイテム?
そろそろ画面の向こうの聡明な方は疑問に思うことでしょう
「これ、何に使うの?」と
この際です。はっきり言いましょう
ダメ人間製造機です。
机に向かってマウスを握って
Youtube開いて、気になった動画開いて
という工程があるとしましょう
つーか今まではそうでしたよね
視聴スタイルこそ違えど
スマホ、タブレットでも
まあほとんど変わらないでしょう
このアイテムは椅子に座ったまま
ブラウジングをするための道具です
どんなに悪い姿勢をしていても
マウスで操作できることなら
大半をこなせてしまう危険物です。
大事なことなのでもう一度言います
ダメ人間製造機です。
とはいえビジネスシーンでも使えないこともない
ここから先はほとんど建前上のお話しです
基本的には前述の通り
ダメ人間製造機である事をご留意の上
お読みいただければ幸いです。
一応、業務上利用できるという逃げ道もありまして。
講演会など、スライドを使って
発表をする機会がある方も中にはいらっしゃるでしょう
そういうプレゼンテーションの時にも役に立ちます
要するにポジションフリーのマウスなので
ビジネスシーンでも利用する価値はあると思います。
任天堂SwitchのJoy-Conみたいな握り方ができて
操作できちゃうマウスだと言えば多少わかりやすいでしょうか
この製品一つでダメ人間からビジネスマンまで
作り出してしまうという逸品です。
実際の使い心地
これまでも正直に印象をお話ししてきたつもりですが
こっから先はいつも以上に正直に言わせていただきます
ですが敢えて焦点を絞るとするならば
プロのダメ人間の意見として聞いていただきたく。
結論から先に言うと
かなりシチュエーションを限定すれば使えるものだと思います。
私の正直な感想は
微妙・・・でもこれハマる人は抜け出せなくなるな
もうちょいスリムになった方が握り心地よくないか?
という感想です
逆に言えばこっから先の所感や利用用途に
何一つピンとこなければ購入は見送るほうが
賢明だと言っても過言ではありません
PC専用アプリの動作が微妙
操作してみてわかったのですが
どうやらこれはWindows側の機能マウスポインターの
設定を呼び出していじってるっぽいので
Relaconのポインターを速くすると
もれなく全てのマウスに影響があります。
私はアプリの使用を直ちに中止し
本体スイッチのポインター速度を3段階調整できる機能で
どうにかするようにしました。
最大接続台数が1台だけ
これが1番縛りとしてはきついですね
USBレシーバータイプが基本だからかと推察してますが
Bluetooth版も最大接続台数は1台なので
別のデバイスにはペアリングからやり直す必要が
出てきます。非常にめんどいですね。
まあ本体に接続先を切り替えるような
スイッチも見受けられないので
まあ接続台数を複数でというのは
おそらく想定もされていなかったのでしょう。
つまり?
デスクに置いたPCとは相性そのものがよろしくない印象です
椅子にすわって操作する時は超絶ダメ人間でいられますが
ひとたび何らかワードを指定した調べ物をしようとすると
Relaconを一度スタンドに戻し
机に向かいキーボードをカタカタと打ちに行くという
至極当たり前のことが発生します。
マジでもうなんもしねぇとか
今日はダメな人の日とか
そういう時には大活躍しますが
デスクにPCがある以上、よほどのことがない限り
これを握ることはありませんでした。
これは普段トラックボールを使う私が感じた難しさであり
Relaconがいわゆる普通のトラックボールマウスと
比べて格段にクセの強いものだと言うことが伝わってくれると幸いです
要するに利用するための探求が必要な
マニアックな製品である事がお分かりいただけると思います
ではどのように使うのがいいのか?
1つ前の項目で
このデバイスは利用への探求が必要だ
と言いましたが
一筋の光明を求めて
家中のBluetoothで接続できる
ダメ人間製造に多大なる貢献をする
デバイスに片っ端から繋いでみました。マジでめんどくさかったです
その結果をつらつら書いてみます
が、結果から言うと
iPadで使うのが最適解である
と言う事を先にお伝えしておきます。
さてどうしてそのような結論となったか
を知っていただきたく
以下の失敗例をご覧ください。
Amazon fire stick
これで使えたらダメ人間指数は爆上がりも必須
真っ先に試したものであります。
しかし、ペアリングはできるものの
メインメニューでの操作は
Fire stickのリモコンでしかできませんでした
そっから先、例えばYoutubeのアプリを
起動した先では操作できましたが
どういじってもメインメニューに戻れず
電源も切ることもできなかったので
Fire stickでの利用を断念し
ペアリングを削除しました。
まあこれはFire stickの製品仕様上の問題でしょうね
Macbook
今まさにこの記事を書いている機体です
PC利用に関しては散々言った通り
相性自体はよろしくないので
デスクトップで使っていた時と
同じような感想です。
わざわざ使わんでもよろしいと
即ペアリングを削除しました。
iPad(多分Android系のタブレットを含む)
マジでこれです
正解はここにありました。
iPadに接続して使ってみたところ
かなり理想に近い働きを見せてくれました
寝床のそばに置いてiPadで
あれこれ操作する。
Youtubeを再生するだのなんだの
まさしくここにRelaconの本領が
潜んでいたのです。見つけられてよかった
君はここに永久就職先をみつけたんだ
おめでとうRelacon。
わかっちゃいたけど君は
怠惰な世界を加速させるためのものだったんだね
Androidタブレットは
あいにく持ち合わせがなくて
試せてもいませんので別の場所で
情報を集めてください。
お役に立てず申し訳ありません。
以降はiPadのお話しになります。
Relaconの就職先がiPadだったとはいえ
少しiPad側での設定変更が必要になります。
Mac系あるあるの「スクロールの上下が逆」
という問題です。
これは案外簡単に解決するのでご紹介します
設定→ 一般
の中に「タッチパッドとマウス」という
項目があり、それを選択して
自然なスクロールの項目を変えるだけでいいです
この設定をするとあら不思議
あなたのだらだら生活を全力でサポートする
神デバイスに変化します。
おわりに
さて、一旦このRelaconに関してまとめておきますと
このような感じになります
Bluetooth版 | iPad利用が最適解 | ダメ人間製造機 |
USBレシーバー版 | PC利用が最適解 | ビジネスシーンでスポット活躍 |
ごらんくださいこの天と地の差を。
社会生活において活躍するもの、と
究極にダメ人間が喜ぶもの、と
このRelaconは製品の接続方式1つで
このようにぱっきりと利用用途が分かれます。
こんな製品はあまりにも珍しいです。
褒めるも貶すも両方やりましたが
それほどにマニアックな製品であることが
よくおわかりいただけたかと思います。
最後にそれぞれAmazonのリンクを貼っておきます
アソシエイトプログラムに参加しているので
それでもよければ下記リンクより飛んでみてください
ていうかいっぺん見に行ってほしい。
レビューがおもろいので
【USBレシーバー付き:ビジネスに利用したい方向け】
【Bluetooth接続版:ダメ人間のお仲間向け】
最後になりますが
ELECOMさん、Relacon復活させてくれて
ありがとうございました。
もしも後続製品を開発が叶うのなら
さらなるブラッシュアップを期待しております。
それでは今回はこの辺で。
お疲れ様でした。
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