お疲れ様です。つちのこです。
さて今回は以前の記事
「ながら聞きイヤホン最強決定戦」
に、うっすら書いたものを手に入れたので
紹介します。故に延長戦です。
結論から申し上げますと
最強の座は譲ってはいませんが
強敵現る、といったところです。
前回の記事?知らんなって方は
こちらからどうぞ↓
読んできましたね?
それではいってみましょう。
※読んでない方もこのままどーぞ見てってくださいまし
最高級版のながら聞きイヤホン「SHOKZ Open Fit」
今回の記事で紹介するのは
SHOKZの「Open Fit」というイヤホンです
SHOKZといえば骨伝導イヤホンで有名な
メーカーさんです。
社名が「After shokz」の頃の
AeroPEXを今も愛用しています。
んで去年「耳に引っ掛けるタイプ」の
新しいスタイルのイヤホンを発売されまして。
気になってる方も多いのではないでしょうか
まぁとりあえず現物の写真を見ていただきましょう
こちらになります。
今まで所持したワイヤレスイヤホンと
比べても最大級です。
…いや、なんとなくでしかわかんないっすね
では以前のチャンピオンことambieちゃんと
サイズの比較をしてみましょう。
ロンギヌスとカシウスが置いてあるおかげで
サイズ感はだいぶわかりやすくなったのではないでしょうか
ちなみにイヤホン本体のサイズはこんな感じ。
なんかあまり見覚えのないフォルムをしていますが
これが「耳に引っ掛けるタイプのイヤホン」です
いやー新しいですね。そうきたか、と
これが前回の記事で言った
これはすげぇって思ったイヤホンです
イヤホンっていうか既に上記2機種とも
耳につけるスピーカーみたいなもんですけどね
一応、徹底してイヤホンとして扱う事にします
何が「すごい」と思ったか
ambieちゃんの記事の際に
音質は劇的に良くもないけど
いうほど悪くない、これはすごい事ですよ
なんて言いました。
もう一度言いますが
これはものすごい事です。
普通に使ってて違和感を覚えない。
そういう製品は評価されて然るべきです。
しかしSHOKZのOpen Fitは
音質がびっくりするほど良いです
店頭でデモ機が置いてあり視聴する機会があったので
前から気になってたし試してみるか〜と
耳に付けてデモ音源を流してみたのですが
オープンイヤー型で低音域がしっかり聞こえる
これにマジで驚きました。
それでいて音漏れがほぼないんですよ。
なぜだ???なんだこの高音質は。
少なくとも常識的に聞く範囲内に
音量調整して耳から外してみても
うっすら鳴ってる…??程度で
外した状態で音漏れを確認できたのは
鼓膜が無事じゃ済まないレベルに
音量を上げた状態でした。
マジでどうなってんのこれ??
Open Fit と ambieちゃんを比較してみる
さて、改めて両者を比較してみます
例によって私が重要視している点のみ
抜粋して比較しています。
比較箇所は前回の記事から流用していますが
一部追加している項目もありますので
ご覧ください。
また、下記の表で赤い部分は
比較した時に優れている点になります
簡易スペック比較 | Open Fit | ambie |
重量 | 片耳で 約8.3g | 片耳で 約4.6g |
Bluetooth | 5.2 | 5.2 |
連続再生時間 | 約7時間 | 約6時間 |
防塵/防水性能 | IP54(充電ケースは多分防水非対応) | IPX5(充電ケースは防水非対応) |
ケース充電 | USB-C | USB-C |
マルチポイント接続 | ファームウェア更新で対応 | 非対応 |
物理ボタン | 無し(タッチ操作) | 左右1つずつ有り |
専用アプリ | 有り(iPhone/Android) | 有り(iPhone/Android) |
音質 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
カラーバリエーション | ブラック/ベージュの2色 | 全部で16種類 |
税込価格 | 24880円 | 白黒16000円、それ以外17000円 |
サイズ | でかい | ちいこい |
装着スタイル | 耳に引っ掛けるタイプ | イヤーカフタイプ |
以上比較になります。
わかっちゃいたけどこうして比べてみると
まあまあ差がありますね。
特に
カラー展開、価格、サイズ、重量は
ambieちゃんに軍配が上がるあたりは
絶対王者感があっていいですね。
ちなみにOpen Fitにはでたばっかの
新商品「Open Fit Air」がありますが
近所に実機が売ってなかったのであきらめました
両者比較で注目すべきところ
注目すべき点がいくつかあるのですが
防塵/防水性能の表記について。
IPとは
「International Protection」
の略でその後に続く数字でレベルが
わかるようになっていて
防塵は6段階
防水は8段階
に分かれています。
IPに続く最初の数字が防塵レベルで
その次に続く数字が防水レベルを表しています
少しややこしいところですが
レベルが0の場合は「X」と表記されます
各イヤホンの防塵防水性能に関して
簡単にいうならば
Open Fit IP54
→防塵レベル5、防水レベル4
ambieちゃん IPX5
→防塵レベル0、防水レベル5
要するに両機種とも最低限の生活防水レベルは備わっている
という事になります。
Open Fitにはそこにレベル5の防塵性能がある
という感じです。
しかし防水性能はあまり過信しないほうが
いいです。なるべく水分とは距離を取りましょう
緊急水濡れ代表こと急な雨とかその辺への
対抗策、保険と考えた方が妥当です。
ちなみに近年リリースされているiPhoneは
ほとんどIP68です。SE2まで遡ってIP67って
地味〜にだいぶすごいですよね。
重量と装着感とサイズに関して
さて、ここまで読んでくださった方は
お察しの事と思いますが今回は比較なので
結構がっっっっつりレビューします
このブログでは全体的に
長くなるけどリアルな感想を
お届けしたいと思っておりますので
お付き合いのほどをよろしくお願いします
さて本項目では重量と装着感とサイズ
についてお話しします。
以降は、基本Open Fitのことをベースに
書きます。ambieちゃんにはながら聞き最強
として比較対象に徹底してもらいます
比較の表にもありますが
Open Fit は ambieちゃんの
倍くらいの重量がありますが
特に装着感で違和感があるわけではありません
重量感も特にありません。
強いて言うなら形状的に装着のコツを掴むまで
少し難しいかもしれません。
慣れるまでは「これで合ってんの?」
ってなります。これは結構不思議な感覚です。
髪が耳まで長い方は装着に若干苦労するかもしれません
私もたまに髪が巻き込まれることがあります。
装着スタイルがそれぞれ違うので
耳に引っ掛けるタイプ、と聞いて
全国眼鏡っ子の方々が気になるであろう
「メガネをかけた状態で実用に耐えうるか」
という点ですが、イヤーカフタイプのambieちゃんは
言うまでもなく問題ないとして。
私はこの記事を
Open Fitをつけた状態でメガネをかけて
現時点で連続2時間くらい書いています。
耳痛いな〜しんどいな〜とか
そういうことはなく絶妙なフィット感
でキーボードを打てています。
流石に4〜5時間はキツくなると思います
今の段階ではマスクを付け続けた時の方が痛いです
サイズはどう見てもOpen Fitがでかいので
せいぜいケースをポケットに入れれるか否かになります
そういう意味ではあんま気にしなくていいです。
マルチポイント接続と物理ボタンについて
マルチポイント接続は
専用アプリ経由でファームウェアを更新
すると使えるようになります。
なぜファームウェアで出来るようになるのか
少し謎ですがまあそう言うことも
あるんだろうな〜って感じっすね
何はともあれ
マルチポイント接続対応可能なのは
相っっっっ当ありがたい話です。
ちなみに同時に2台まで対応しています
3台目対応しているモデルは
2024年現在かなり希少種です
物理ボタンは搭載していなくて
2回タッチ、溜めタッチの2種類の
アクションでどうにかします。
タッチ系統の操作は機種によって触る場所が違って
わかりにくいんであんま好きじゃないのですが
Open Fitの場合は比較的わかりやすく
一番でけえところをトントンすればいいです。
ただし装着していると咄嗟に場所がわからないので
一瞬「こ〜こ〜だ〜な?」って探るターンがあります。
専用アプリについて
専用アプリの操作感は結構わかりやすくて良い方です
ambieちゃんも必要最低限で悪くないんだけど
Open Fitの方が気合いと力が入っています。
あ、そうそう。
この項目が注目ポイント最後の項目です。
頑張って読んでちょ。
アプリの画面は比較的簡潔で
綺麗に纏まってる方だと思います
こんな感じです。
ケースの充電残量まで表示してくれるのはありがたいですね
次はタッチ操作のカスタマイズを見てみましょう。
これに関してはアクションの数が少ないっすね。
ガチでダメな点です。
3回タップがあれば嬉しかったんですがね
今からでも追加した方がいいと思います
しかもこれタッチの場所と機能割り当てを
細かく編集できるわけではなくてデフォルトで
割り当てられた機能を選ぶだけなので結構微妙です
3回タップ追加する+1つ1つ編集できるようにしません?
ま〜〜じでイケてないです。
個人的には
再生停止、音量上げ下げ、次へ/戻る
この操作割り当てがマストで欲しい方なのですが
ないものをねだってもしゃーないんで
相当悩んでこの割り振りにしました。
んじゃ次はマルチポイント接続画面を見てみましょう
ここが多分一番すげえところです。
これ、このアプリ経由で
接続先を任意で変更することができるんです
例にあげると
今はiPhoneとMacBookにつながってますが
iPhoneの接続をアプリ上から手動でオフにして
iPadmini6に繋ぎ直すなんてことができます
これ、SonyのLink Budsでもできるんですけど
Open Fitの方がわかりやすくてとてもいいです。
総じて、タッチ操作部分以外は
完成度が高く、わかりやすくて親切です
まあそもそもイヤホンに専用アプリが必要
という昨今の風潮は私はあまり好きではありません
てか嫌いな方です。
「この方法しかないから致し方なく」という
気持ちは常にあるんですが
こういう親切な設計してるならまあいいかな
って思ったりします。
おわりに
ここまで読んでくれてありがとうございました。
いつも長くてすいませんねホント。
最初の方にも書いてますが
ambieちゃんは、ながら聞き最強の座
を譲っていません。
普通に強敵が現れたってだけです。
これによる市場活性を願っています。
やはり優れたものは強力なライバルが
ないと生まれ出てきませんからね。
ばっちばちに競って欲しいものです。
今回紹介したイヤホンの詳細は
以下のリンクから見てみてください
公式サイトのリンク貼ろうとしたら埋め込みできなかったんで
amazonのリンクにします。
※アソシエイトプログラムに参加してる
気がするのでそれでもよければ。
Open Fit
ambieちゃん
https://www.yodobashi.com/product/100000001006783416/
なぜかambieちゃんはAmazonで取り扱いが停止してたっぽいので
ヨドバシのリンクでも載せておきます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お疲れ様でした。
コメント