【賛否両論の実感】モンハンワイルズのストーリー部分について

ゲームの感想

お疲れ様です。つちのこです。

さて、今回は当ブログでは珍しく
ゲームの感想的な?レビュー的なものを書いていこうと思います。

巷で話題のモンハンワイルズですね。

今のうちに言っておきますと
ストーリーパートのエンドロールくらい
までのことで熱意が続く限り激しく文句や不満を言いまくります。
なので、ネタバレが気になるとか、純粋に楽しんでいるという方は
見ないようにしてくださるとありがたいです。

ちなみにまだ本題に入りません。
結構怒ってるんで👹

正直オープンベータテストの時から
言いたい事は山ほどありました。

特にオープンベータテスト2回目のやつね。

1回目のときは末席のランサーとして1990文字分のお気持ち表明を
カプコンに射出し、こんな出来栄えでリリースするくらいなら
半年かそこら延期して再開発してもらった方が
安心できる、と。そう言えるくらい超絶がっかりしたのは
今でも記憶に残っております。

2000文字以内でお願いしますという
無理難題の中、心から楽しみにしていた狩猟民族の俺たちは
相当言いたい事を削りまくって物申したかと思います。

ほんとはね、UIクッソ使いにくいとかね
集会所ないんかいとかね
パーティープレイやりにくいとかね
あのとき言いたかったよね。

お気持ち、わかりますよぉ

その後公式からは、・・まあざっくり要約すると
「カス武器量産してゴメン!こういう風に変わるから!がんばってるからね!いっそいでるからね!」
という事をこと細かくアナウンスしておきながら
発売直前で行われた2回目のオープンベータテストでは
なんとその変更内容を適応させていないという
根性を試すような事をやってくれた為、私の期待値はついぞ底に落ちたわけです。
そこ体験させてくんないのかよ!となったわけですよ。
だったら製品版Ver体験版出してくれるんだろうなあ!と。
出ませんでしたがね👹

1回目はスケジュールの兼ね合いでできなかった人のために〜とか
なんかようわからん言い訳じみた事を言っていましたが
今一度、本番環境さながらのネットワーク関連の動作や負荷分散のテストを
かねて、とかここまで言えとは言いませんが、何かふわっとした事
言わずに改めてなんのためにやるのかを明確にしてほしかったですね。

あん〜だけ第1回目のテストで燃えに燃えた
武器調整を適応させてないど根性版を発売目前でやらせるという
こちら側にとっては苦行でしかない、
「ま、テスト版だと全武器弱い調整ですけど製品版では全然違いますけどね〜」
っていうのを体験させることになんの意味があるんだと。
疑問や色々なものが吹き出したわけです👹

流石に2回目はパッケージモンスターを人質に出されても
参加する気は起こりませんでした。

まぁそんなこんなで不信感が募りまくったので

とりあえず製品版は買わないだろう

と思っていました。(結構マジで)
ポータブル以来なんだかんだでアイスボーン以外
は全て買っており、フロンティアも
ベルキュロスあたりまではやりました。
4〜XXはほとんどやれていませんが
まぁそれなりにやってきてはおります。
その連続参戦記録も途絶えるか〜と
もはやここまでか〜と思ったものです。
ちなみにアイスボーンを買わなかった理由は
アイツが本当に不愉快で無理だったからです。
やり遂げましたね、私たち^^^^

しかし、流石に新しき狩猟生活。
サンブレイクの後半環境に大きく遅れを取り
周回遅れで原初メルゼナをおしばきし装備を整えつつ
傀異レベル200くらいの克服バルファルクに揉まれしばきあげ
疲弊していた私にはそれはそれはもう物凄い誘惑があったわけです。

しかして、オープンベータテストの惨状たるや。
もはや語る必要もありますまい。
購買意欲を限界まで剥ぎ取られたこの状態で
ヒャッハー!新作だー!とはどうしてもなれませんでした。
モンハン新作でこんな思いするなんてね。
思いもしませんでしたよね。
多分こういう人も探せば世界のどこかにいるんじゃなかろうか。

今回ばかりは流石にネットに生息している己が愛用の武器種族の
評判を見てから買うのを決めようと思っていた次第でして

蓋を開けてみれば
ランスが生まれ変わっている!とか
ランスが気持ちよくなっている!とか
片手剣がヤケクソ強化もらっているぞ!とか

いい噂が後をたたない。
と、同時に目についたのは

「賛否両論」

でした。

んでねこれね、自分でやってみて分かったんですけど
私はがっつり「否」寄りですね。
Steamレビューの賛否の理由もよくわかるし
たとえ賛に入れてる方も、否定的な意見が
はっきりと書かれているけど楽しいから
という内容もかなり多く見られました。

ワイルズ、本当にモンハンが発売したのか?
というくらいソフトを買った私の周囲の友人たちから
無風の状態だったので何か変だなあと思っていました。
本来ならもっとお祭り騒ぎになっているのに、と。

そりゃあネット上で探せばいっぱい狩人を見かけますが
リアル世界の自分周辺で全然話題にされてなかったし
結構狩りの誘いとか、緊急クエ一緒に行こうぜ〜とか
LINE来たりしてたんですけど何もないんで
結構マジで発売を疑ったりしました。

実際やってみると
「ああ・・・そういうことか〜・・」
ってなりましたね。そりゃあうん、わかったわ。。

私もブチギレながら毎日2時間くらいプレイして
おおよそ約12時間くらいかけて
エンドロールまで見てやっと多少自由度が上がり
今やっっっっと楽しくなってきたのですが
やはり「最終的に楽しくなる」だけで済ませて
いいわけがないと思ったので今回は

怒りが冷めぬうちに👹」をクエストタイトルよろしく
テーマとして掲げていこうと思います。

さて、もう一度言いますが
既におわかりの通りここから先はこれよりも
ネタバレありきの否定的な意見を結構言います。
戻るなら今のうちですので
各々でご対策をお願いいたします。

ただ、今現在の私は
ようやくワイルズが楽しくなってきたので
たくさん狩猟に向かっております。

こっから先は
エンドロールを見ている、という前提でお話しします。

それではいってみましょう。

何が「否定的」だったか


もう止まらんよ。流れ出したエネルギーと同じだ👹

もうぶっちゃけ言いましょう。

某13ばりのムービーゲーだったんですよ。
しかもムービー長いし、直前で強制速度低下になるところあるし
無理やりスティック回して背景を見て決定ボタン押してイベント見ろ
みたいな促され方するし
ムービー中、内容も大したセリフ言わないのに尺だけ妙に取るし。
全体的に会話やテキストが変だったように感じました。

プレイ中の私はムービーを死んだ目で見ながら
「ああああああもう早くしてくれよおおお!」
となっていました。中盤あたりはもうムービー見てません
気が向いたら耳だけ傾けて、大した話してねえなと
判断した段階で容赦なくスキップしました。

ていうかね?ひどいときは
1時間のプレイ時間で大型モンスター2匹しか倒せなかったり
何かプレイ時間の水増しくらってる気がしてすげぇ嫌だったんすよね。

映画のようだとどこかで目にしましたが
映画だとしたら内容は相当面白くないものだと思います。

ただ、エンドロールまで見てやっと
「全編通してそういう事を言いたかったのね」という部分は
ギリギリ伝わったので本当に見せ方と道中の体験が
相当よくなかったのかなと感じました。

そもそも従来の拠点を中心に活動するという縦筋よりも
新天地を開拓していく的な流れの縦筋を作るのは
モンハン的に相当難しい話の作り方だなあとは
思っていました。
それこそワールドもそうでしたしね。

だからかよくわかりませんが新天地開拓系モンハンだと
必ず誰かトラブルメイカーが混入している印象です。

ワールドの時はウケツケジョーが
一人でトラブルメイカーしていたのを
ワイルズでは何人かが分担していたようになり
一方こちら側は非戦闘員を数人ぞろぞろ連れて
最後まで行っていたのでなんだかなぁと。

確かに臨時ベースキャンプを立ててくれてたりとか
役には立っていたとは思いますよ。

ワールドの時は
ゾラ・マグダラオスを退ける時は新大陸上陸組みんなで大砲撃ったし
ゾラを見届けるシーンは結構好きだったんですけどねえ。
ただしウケツケジョー、貴様はダメだ

カムラの里は
全員里を防衛するために残った
ガチガチの戦闘民族だったので
それはそれで今までにない展開で
大変楽しみました。

ストーリーは「チュートリアルだ」ってよく言うアレ

確かに、繰り返し狩猟を行い
武器防具を整えるためにどうしても
周回をする前提のゲームデザインじゃないですか。

だから、ストーリーパートを終わらせてからが本番
というのは首がもげるくらい納得のいく話です。

しかしながら、そのチュートリアルが苦痛であっていい
とまでは思ってないんですよね。先に行きたいわけですから。

この先どうなっていくんだろう、という期待が
水面下でずっとあったのだと今作で気がつきました。

モンハンの理想は「あーストーリーも終わった〜ここからだ〜」
っていうところに如何に違和感なく辿り着けるかが勝負なところがあり
シナリオや世界観との融合具合が如実に出てくる結構珍しいタイプの
タイトルだと思います。

全然毛色は違いますがポケモンとかが少し似ていますでしょうかね。
あれは殿堂入りしてからが本番ですから。
図鑑コンプ勢も、対戦勢も。

話を狩猟生活に戻します。
私は、レ・ダウに石投げようとしたナタに大変期待をしていたんすよ。

ハンターが何をするのか見ていてねと
作中何度か周りの人に言われる場面があったので

あ、俺がこの子の師となるのかもしれないな
と思ったものです。この子絶対ハンターデビューするぞと
めっちゃ期待しました。今まで見たことない展開くるぞと。

「ナタになんの武器を持たせますか?」
みたいな展開になり俺がその武器を選んで
彼に狩猟のイロハを教え中盤くらいから
ずっとサポートハンターとして共に暴走した
アルシュベルドを止めるのだろうと思っていました。

ナタを鍛えるような描写があれば
ワイルズで自キャラが喋ることにも意味が出るなと
仮にそうだったらランスを持たせて
こう…俺がウツシ教官みたいになれんのかなあとか
やっぱ最重要人物だから一緒に戦いたいなとワクワクしました。

まあ結果はお察しです。
いや〜〜〜〜〜〜〜これはほしかったっすね。

自分が故郷を離れて
自衛できる術を身につけて帰郷し
里の危機を救う流れがあれば
流石にエモすぎるだろうと考えましたし

暴走したアルシュベルドを止めるのも
一緒に戦いたかったですし
ラスボスのとこの流れなんて
非戦闘員よりもナタ自身も戦える側だったとしたら
だいぶグッとくる展開で激アツいことになった
と思いますがねえ〜。非常に惜しい出来栄えです。

彼が俺を「先生」と呼ぶたびに
エモさと同時に結構モヨっとします。

「先生」と呼んでくれる過程を
ストーリーパートでやってるのを
見たかったんだよ俺ぁよぉ!!
俺はナタを立派な一人前のランサーに
してやりたかったし今もしてやりてぇよ!

「違う、こんなことは望んでいなかった…!」

こっちのセリフだわ!(リアルタイムで出てきた私の声)

結局はプレイ体験よりも「ストーリーの描写不足」で賛否が分かれた

そう感じます。細かい仕様やUIや
マルチプレイ周り等の不満も物凄いありますが👹
今現在賛否が分かれている主な意見でかなり多いと感じるのは

ストーリーパートの体験に大きく不満がある
・・・けど戦闘は面白いんだよなぁ〜

という、すごく賛否どちらにしたもんか
悩ましいものがかなり多くあります。

事実私も評価をしろと言われたら
ストーリーパートにかなりの苦言を言います。
セリフやりとり全部なんか絶妙にズレてるな〜と
「最終的に伝えたい事」をテキストそのまま音読していて
「その人だから言える重みのある言葉」ではない
言葉が多くて違和感として出ています。

すごい有り体にいうと「結構な数の人物が解釈違いである」でしょうかね。

ある登場人物は
「あなたに素敵な言葉をあげられないわ」とか言ってきます(うろ覚え)

これって、最終的に伝えたいのはそういう意図だとして
この登場人物が言うとするならば
「ごめんなさいね、私にはこれ以上わからないの」くらいでよくないですか?
もうちょい徹底的に没入できるほどに人物の温度感が欲しかったなあと。

ある登場人物は
「違う、こんなことは望んでいなかった」と言いますが
状況的に「どうしてこんなことが起きたんだ」という感じが強く
いまいちこう、シーンとマッチしていなかったように思えました。

もう止まらんよ。流れ出したエネルギーと同じだ。

・・・うん、オモシロイ台詞ですよね。

ここら辺は気になる方はSteamのレビューを
みた方がためになると思いますので
ぜひ歴戦のネキニキらの声を見に行ってみてください。

実際、オープンベータの時よりも
武器のヒット感や戦闘に関しては
相当面白くなっていますし
翔蟲を取り上げられ崖も登れなくなったとはいえ
それなり以上に楽しんでいます。
今からでも翔蟲くださいガルクくださいセクレトがすぐこないんです

戦闘部分は歴代振り返っても
だいぶ楽しい方ではないでしょうか。
まあ流石にサンブレイク環境と比較すると
わかりやすい大技をこちらが撃てる状態
っていう埋められない差がありますので
そこは翔蟲がないのでしょうがないとして
水中戦やりたいなあ…

ぶっちゃけ私はキビキビ動く
サンブレイクの方が好みではあります。
まぁそんな私でもワイルズは
そこそこ楽しんでやれていますし
やっぱ見たことないモンスターに立ち向かうのは
新作でしか味わえないことですしね。

あとモリバーをオトモとして連れて行きたいんですが
捕獲用ネットで捕まえられますかね?

ものもの、よくばるがよいです。
それで、よきなのです

モリバーが可愛すぎる。こいつらのセリフは解釈一致すぎるのでずっと喋っててほしいかわいい

おわりに

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

というわけで、最終的にはワイルズを楽しんではいます。
ただ、これおすすめできるかって言われると
私はちょっとおすすめはできない・・・ですね。
多分いまごろからSwitch2で出すモンハンを
別の班がせっせと作ってくれてると思うので
それを待ってもいいんじゃないかなあと言ってしまうかも。
もしくはライズを全く使ったことない武器で最初から
やってみな〜って勧めるかもしれません。

何気にワイルズをやるために
なかなかの額の出費がいりますからね〜。
私はたまたまPC版でやれそうだったので
やっていますが、動かなかったらそもそもやってなかったので。
RTX3060で画質設定を中〜低くらいで動かして
どうにかって感じなので、ハードを持ってない人には
あまりおすすめできないかなあという感じです。

既にワイルズをやっている狩人のみなさん
いつか袖擦り合う事もあるかもしれません
その時はどうかよろしくお願いします。

気が向いたら、ランスを握ってみてください
ほんと気が向いたらでいいんで。
モンハンが世に誕生してから
もう20年くらい?経つそうですが
多分ランスは原初のモンハンの頃から
ほとんどそのスタイルを崩さずに現存している
いぶし銀な武器種です。
シーラカンスを覗き見る感覚で全然いいので
気が向いたらランスを持ってみてはいかがでしょうか。
もしもしっくりきたら仲間です。もんのすごく歓迎します。

ランサー達は人口が増えてほしいわけではなく(建前)
来る者を拒まず、去る者は突き刺すといった
アットホームな人たちばかりです。

というわけで、麻痺ランス作る材料が足りないので
ラバラをわからせにいってきます。

今回はこの辺で。お疲れ様でした。

・・・いえ、あえてこう言わせていただきますかね。

おつガレオス<° °>

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